このような時は是非ご相談ください
・発作が起きた/止まらない
・立てない/歩けない
・歩き方がおかしい
・体が震える
・いつもと挙動が違う
・目が揺れる/頭が傾く
・意識が無い/ぼーっとしている
・首や背中を痛がる
・目が見えなくなった/物にぶつかる
・表情が変わった
・どこかをしきりに気にしている
・効果的なリハビリを知りたい
神経科について
診察対象は主に脳、脊髄、末梢神経、筋肉です。神経病は6~7割が緊急疾患と言われております。治療開始のタイミングがその後を左右する事が多いため、迅速かつ的確な診断と安全かつ効果的な治療が重要です。最終的にはMRIが必要になることは多いですが、まずはそれ以外で明確にすべきことが多く、除外診断(疾患を否定すること)も重要と考えます。本当にMRIを撮った方がいいのか?そもそもこれは神経病なのか?というご相談も多々あります。遠慮なくお問い合わせください。
神経病はブラックボックスと揶揄され、診断や治療方針に迷ってしまう事が多い現状を実感しております。持てる技術、知識、経験を基に改善に向かうお手伝いができればと考えております。目を背けたい重篤な疾患も多いですが、決して諦めずにまずはご相談ください。
対応疾患
てんかん発作、てんかん重積/群発発作、難治性(薬剤耐性)てんかん、焦点性発作、発作性ミオクローヌス、髄膜脳脊髄炎(いわゆる脳炎)、脳腫瘍、脳梗塞、頭蓋骨骨折(外傷)、意識障害、水頭症、小脳疾患、全身性振戦(いわゆる震え)、不随意運動(発作性ジスキネジア、ビクつきなど)、認知不全症候群、前庭障害、中耳炎/内耳炎、神経性失明、難聴、ホルネル症候群、環軸椎不安定症(亜脱臼)、脊髄空洞症、キアリ様奇形、頚部/胸腰部椎間板ヘルニア、脊髄腫瘍、脊髄梗塞、脊髄軟化症、椎体骨折/脱臼、脊椎すべり症、馬尾症候群、知覚過敏、末梢神経障害、多発性神経根神経炎、重症筋無力症、その他神経疾患
獣医師紹介
大﨑 統雄(おおさき のりお)
- 麻布大学獣医学科卒業
- 獣医神経学会所属
- European Society of Veterinary Neurology(ESVN)
- 日本獣医麻酔外科学会所属
- 日本獣医がん学会所属
専門外来、コンサル
東京都、神奈川県、福島県、宮城県にて神経科専門外来またはコンサルとして従事
セミナー
2021年12月~:神奈川県 ウエスト動物病院開催 リンゲルゼミにて神経講義を担当
2022年11月:VES主催「ワンランク上のてんかん重積治療」
2023年4月:PEPPY主催「犬猫で悩む鎮静薬の選択:てんかん重積へのアプローチ」
講演
2015年:神奈川県獣医師会「⻑期的な経過をたどった変性性脊髄症の一例」
2018年:日本獣医内科学アカデミー「難治性てんかんを有しMRIで多小脳回と診断された若齢犬の一例」
2022年:日本獣医内科学アカデミー「発作性ジスキネジアとてんかん発作の鑑別に脳波検査を用いた一例」
2022年:獣医神経病学会「延髄正中離開症を疑った若齢犬の1例」